食事と運動編


運動前のメディカルチェックもお忘れなく。

 

食事と運動編

運動前のメディカルチェックもお忘れなく。

運動療法は健康の維持だけでなく病気の治療のひとつとして行われるものです。病気の状態によっては、運動が逆効果になってしまうこともあります。運動療法を始める前はもちろん、始めた後にも年に1回くらいは、主治医のメディカルチェックをうけましょう。

こんなことをチェックします。

血糖コントロールの状態
インスリンの働きが不十分だと、筋肉で血糖を燃料にできないので、運動しても効果が得られません。
合併症の状態
腎臓や眼底に合併症のある時、運動をして血流量が増えたり、血圧が上がったりすると病状が悪化することがあります。
その他の病気がないか
運動によって負担がかかる心臓に病気がないか、心電図でチェックします。高血圧、脳血管障害などの病気もチェック。さらに全身の関節や、それを支える靱帯、筋肉に異常がないか確認します。

水分補給と低血糖への注意が必要。

運動で汗をかいても、「体重が増えるから」と水分をとらない患者さんがいます。しかし、カロリーのない水分をとって、体重が増えることはありません。脱水症状を防ぐためにも、運動の前後には水分を十分に補給してください。もうひとつ、運動するときに忘れてならないのが低血糖の予防。インスリン注射をしている人は、食事の摂り方や、インスリン注射の量とタイミングなどに気をつけましょう。

運動療法は毎日、続けることが大切。

運動療法には持続効果があるので、運動をすると次の日まで効果が続きます。
サラリーマンなど、運動の時間がとりにくい人は、一日おきにでも通勤を徒歩や自転車に変えてみてはどうでしょうか?運動療法にとって肝心なのは長く続けること。無理をせず、楽しみながら続けられる方法を見つけることが大切です。強い意志を持って、毎日の生活の中に運動療法を取り入れましょう。

自分の体力を知るフィジカルチェック。

自分の体型や体力を知るフィジカルチェック。近くの保健センターで体力測定が受けられるので、そのデータが参考になります。体力のあまりない人は、ストレッチングなど軽い運動からスタートしてください。