薬物療法編


お薬を服用する際には、こんな注意が必要です。

 

薬物療法編

お薬を服用する際には、こんな注意が必要です。

まず、お薬は少ない量から飲み始め、血糖値の変動を見ながら調整します。飲み薬を飲んでいても、運動・食事療法は続けますが、お薬が効いて血糖値が下がりすぎる場合(低血糖)がありますので、十分注意が必要です。

指示どおりに飲まないと低血糖を起こすことがあります。

血糖値が50~60mg/dL以下になると、強い空腹感、脱力感、手の震え、冷汗、考えがまとまらないなどの症状が出てきます。このような状態を低血糖といい、飲み薬やインスリン注射の効きすぎにより、起こることがあります。
飲み薬は食事などに合わせて、飲むタイミングや量が決められています。勝手に飲み方を変えると、低血糖の原因になりますので、必ず主治医の指示通り飲みましょう。
もしも、低血糖が起こった時は、ブドウ糖5~10gを摂り、少し気分が良くなったら、おにぎりなどを食べてください。

飲み薬があまり効かないときは…。

食事・運動療法と、飲み薬で血糖値が改善できない患者さんはインスリン等の自己注射を行います。
インスリン注射を勧められると、悲観的になる人がいますが、機を逸さずインスリン注射を行うことで、膵臓の働きが回復することもあります。医師から勧められたら、インスリン注射を開始しましょう。

こんな人はインスリン注射が必要です。

  • 腎臓や肝臓に機能障害がある人
  • 壊疽がある人
  • 感染症にかかっている人
  • 手術後や大きなケガをしている人
  • 妊娠中や妊娠を希望している人
  • 飲み薬を飲んでも血糖値の改善しない人

インスリン以外の自己注射もあります。

従来、糖尿病治療で注射といえばインスリン注射のことでしたが、最近、 インスリン以外の注射薬 が開発され、使われるようになりました。

お薬を飲んでいる時のアルコールはOK?

アルコール(蒸留酒)には糖分がほとんど含まれていないため、飲んでばかりでご飯を食べないと、低血糖を起こしやすくなります。また、アルコールは飲み薬やインスリン注射の効き目に影響することがあるので、薬物治療をしている人は、飲酒はやめましょう。