血糖測定について


自覚症状が少ない糖尿病は、検査が大切。

 

血糖値を知る編

糖尿病とその合併症と上手につきあっていくために大切な血糖コントロールについてみていきましょう。

血糖値 血糖変動を知ろう 血糖自己測定と
その有効性・メリット
血糖測定を
行う人はこんな人
血糖自己測定の方法

血糖自己測定の方法

血糖自己測定の仕方

血糖自己測定には簡易血糖測定器を使用します。

近年の簡易測定器の進歩は目覚ましく、小型、軽量、薄型なのはもちろん、だれにでも容易に操作できるように工夫されています。
最近では、1 日数回の自己血糖測定によるポイントでの血糖値を知るだけではなく、24 時間連続して血糖の変動を測定できる機器も登場しました。そのおかげで、より質の良い血糖コントロールが可能になってきています。

 

血糖測定の種類

血糖測定方法には Flash Glucose Monitoring(FGM)、Continuous Glucose Monitoring(CGM)、Self-Monitoring Blood Glucose(SMBG)があります。
(FGMおよびCGMは血糖値ではなく、間質液中グルコース値を測定します。)

 

表:血糖測定の種類とメリット・デメリット

メリット デメリット
FGM
  • センサーを本体でスキャンすることで測定できる
  • 最長14日間のグルコース値を連続して記録できる
  • SMBG とは異なり、連続測定するため、グルコース値をグラフで示すことができる
  • 血糖値スパイクや夜間低血糖に気づく手助けになる
  • 較正のための SMBG による実測血糖値が不要
  • 測定値が急激に変化している場合、低血糖または低血糖の可能性が表示された場合、また測定値と症状が一致していない場合には、血糖測定機能を用いて指先での測定が必要
CGM
  • SMBG とは異なり、連続測定のため、グルコース値をグラフで示すことができる
  • 血糖値スパイクや夜間低血糖に気づく手助けになる
  • センサーデータの正確性保持のため、SMBGによる実測血糖値による較正が必要
SMBG
  • 自分の少量の血液を用いることで、1 日のうちのいくつかのポイントにおける血糖値を知ることができる
  • 測定のたびに穿刺が必要
  • 測定時の血糖値しか確認できず、血糖変動の全体を把握することが難しい

 

血糖自己測定を活用して、良質な血糖コントロールを

血糖自己測定は、診察室だけではなく、患者さん自身の日常生活におけるさまざまなシーンで血糖がどのように変化しているのかを正しく知って、適切に対応し、血糖コントロールを良好に保つために行います。
FGM、CGM、SMBG で測定して得たデータは、合併症の予防や抑制、また低血糖やシックデイの対処のためにも役立ちます。
日常生活の質を良好に維持するために大きな助けとなる血糖自己測定を活用し、日々の血糖コントロールを適正に保っていきましょう。