血糖測定について


自覚症状が少ない糖尿病は、検査が大切。

 

血糖値を知る編

糖尿病とその合併症と上手につきあっていくために大切な血糖コントロールについてみていきましょう。

血糖値 血糖変動を知ろう 血糖自己測定と
その有効性・メリット
血糖測定を
行う人はこんな人
血糖自己測定の方法

血糖変動を知ろう

1日の血糖の変動

日の中で血糖は一定の値を保っているのではなく、食事やストレスといったさまざまな要因によって変動しています。

図:1日の血糖の変化

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図を見てみると、食後に血糖が上昇しているのが分かります。これは、食べものが消化されて作られたブドウ糖が腸から吸収されて血液の中に入ったためです。
血糖が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌されて、血液中のブドウ糖を臓器に取り込み、エネルギーとして利用したり、たくわえたり、たん
ぱく質の合成などに使われます。そのため、一度上昇した血糖は次第に下がっていきます。ところが、グラフの糖尿病患者さんの血糖の動きをみてみると、上昇した血糖がなかなか下がりきらず、高い状態が続いていることが分かります。
これは、糖尿病患者さんではインスリンの働きが弱かったり、作る力が弱いために起こります。そこで、食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせて、健康な人の血糖の変動と同じようになるよう、適切にコントロールすることが必要です。それには、自分の血糖の変化を知ることが欠かせません。
自分の血糖が食事や運動の影響をどのように受け、変化しているのかを知ることで、より適切な治療を受けることにつながります。
血糖の変動を知るために、診療中だけではなく、自宅で血糖測定を行なう方法があります。最近では、指に針を刺すという負担なく1日の血糖の動きを測定できる血糖自己測定器もあります。「自宅で血糖測定をしたい。でも、穿刺が苦手」という方は主治医に相談してみましょう。